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執筆者の写真Grandtoit

「津和野・弥栄神社の鷺舞」「津和野子鷺踊」4年ぶりに再開


雌雄の鷺が優雅な舞を披露する。


津和野町の弥栄神社で行われる国の重要無形文化財(昨年2022年11月にユネスコの無形文化遺産に登録)「津和野弥栄神社の鷺舞」が7月20日と7月27日の両日、同神社など津和野町内で奉納されました。

鷺舞神事は疾病鎮護を祈る神事で、紅白の衣裳と鷺頭を身に着けた2人の鷺役がゆったりと優雅に舞います。かつて津和野城主・吉見正頼が、京都の八坂神社から山口県へ伝わったものを移入したのが始まりで、現在は地区内の有志による「弥栄神社の鷺舞保存会」が継承しています。なお、子どもたちによる「子鷺踊」も、鷺舞と共に早くから奉納されるようになりました。



「子鷺踊」は「鷺舞」から少し遅れて、早くから地域の伝統芸能になっています。



中高学年の女子小学生に希望者を募り、長い伝統として続けられています。



開催される年によって子鷺たちの人数に差はありますが、最近は20名以上の参加があり、沿道の見物客たちを魅了しています。子鷺の赤い衣裳と街路樹の緑のコントラストが美しいです。



昨年11月にユネスコの無形文化遺産に登録されました。



太鼓や鐘、笛による演奏と唄が響く中で雌雄一対の鷺が舞います。



二人の鷺役は1年を通して練習に励んでいます。



鷺役二人を中心に多くのスタッフで編成されています。



長さ110cmのヒノキでできた板39枚で作られた羽を打ち鳴らします。



弥栄神社など町内の11ヶ所で奉納されます。多くの観光客たちを魅了しています。


(掲載文章・写真すべて フォトクラブ高津川21 会長 吉﨑佳慶)

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